塾の懇談の話第2回です。
前回は、小3のクラス分けの事で先生と話したことを書きました。
今回は、その続きで、
「低学年でも、もっと積極的に学校の情報を知るべきか?」という私の質問に対する先生のお答えです。
結論は、
学校見学に行くことで、目標が明確になり、子どものやる気アップにつながる。ということでした。
私の場合、学校見学なんて、小6で行けばいいや。塾の先生が、成績を見て、「ここら辺がんばってみたら?」と言われてから行けばいい。と思っていたものですから、
まさか、小2の懇談で、「学校見学」の話になるとは思ってもみませんでした。
志望校って?まだ小2ですよ?
懇談の1カ月ほど前に、子どもが「事前アンケート」というものを持って帰ってきました。
そこには、「不安や質問、各教科の事で気になることがあればご記入ください」と。ここまでは想像できます。
もう一つ、「気になる学校、志望校がありましたらご記入ください」と。
え?うそでしょ? ま、まだ小2なのに、志望校?
確かに志望校を書けるお家もあるかもしれません。
両親、祖父母、と同じ学校が良い、とか、兄姉が合格した学校に行きたいとか。
既に小2の灘選抜特訓コースで勉強できている天才なら堂々と「灘志望」と書けますよね。
でも、うちの子は、
かけ算を習ったばかりですよ?リットル、デシリットル覚えたところですよ?
前回の公開模試の結果は、国語はともかく、算数は49点、偏差値にすると44ですよ?
志望校なんて書けません。
志望校なんて、分かりません。
結局、アンケートの志望校部分は白紙で提出し、懇談の場で、先生にこう質問しました。
「小2、小3の内から、もっと積極的に学校の事を調べなければいけませんか?」
すると、先生は穏やかにこうおっしゃいました。
「そうですね、調べている方はいます。気になる所があれば、見に行ってみるといいですよ」
あれ?これって、私が当サイトでよく言ってる言葉ですよね。
「気になる塾や、教室があったら、気軽に行くとスッキリしますよ!」って。
先生の推し「学校見学」
私は、学校見学というものは、塾のお知らせで
「〇月〇日に、見学会ありますよ。行きませんか?」とあるものかと思っていました。
何なら、塾の先生が旗を振って、団体旅行客を案内するかのように、学校を見学サポートしてくれるのかなと。
そうではなくて、各家庭で、インターネットで学校の公式HPを検索し、
学校見学会の日時を調べ、申し込みをして、個別で行くものなのだそうです。
塾を探す時はネットで色々調べたのに、塾に入ったら丸投げ姿勢でした。
「学校見学は、気軽に行っていいものなのですか?」と聞いてみると、
「全然、気軽に行っていいんですよ」と、先生お二人ともニコニコ穏やかです。(懇談は国算両方の担任が来てくださいます。)
私「小3でもですか?」
先生「はい、小3でも行く子はいますから、気楽に見学にいくといいですよ」
ニコニコ。
私「…それは、子どもも連れて行った方がいいのですか?」
その質問の瞬間、先生お二人がカッと目を見開きました。
先生お2人で、
「それは、是非!お子さんも一緒がいいです!!」
先生たちの勢いに、びっくりして、ちょっとのけぞってしまったかもしれません。
びっくりしました。
「そ、そうなんですか?」
「はい、お子さんも学校を見て、ここに合格したいという意識を持つのはとてもいいことです!」
先生お2人は、顔を見合わせて「ね、行くべきですよね」「うんうん」とおっしゃています。(かわいかった)
ご自身の経験からなのか、塾の生徒を見てきて思ったのか、それとも両方なのか、
とにかくすごい自信と推しです。
- 学校見学は気楽に行くと良い。
- 見学には子どもも連れていくと、なおよい。
目標は早くから明確にして損は無し
早速、私立中学校を調べてみると、
「見学は小4から受付」「小6のみ受付」などの決まりがある学校が多いので、
低学年がどこでも見学できるというわけではありません。
けれど、
小5、小6になると、勉強の方だって忙しくなり、子ども本人が学校見学に行く時間も限られてきます。
見学できる所があるなら、行っておいて損はないです。
それに、うちの息子のように、「勉強はしたほうがいいのは分かるけど、これくらいでいい」という、目標なしの子、そもそも「中学受験てなに?」の子には、学校見学は、たいへん良い刺激になることは間違いないです。
私たち親ですら、私立中学校がどんなものか、ネットや本で見た程度です。「よくわからんけど、たぶん良いはずだから、上を目指して勉強頑張れ」の状態です。
せっかくなので、親子で学校見学に参加し、体感し、「よっし頑張ろう!」となりたいものです。
明確な目標を見つけに親子でGo!です。
「中学受験フェスタ」行ってみました! すごくよかったです! 低学年の方でもパンフレットだけもらいに気軽にいけます。⇓
さてでは、懇談の席で、もう一つ先生に質問したのは、
「現在、算数の偏差値が44の息子に、家庭学習で何をさせればよいか」です。
先生の答えは、計算とは違う脳の使い方をするトレーニングをすることでした。
次に続きます。是非ご覧ください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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【この記事を書いた人】
とろろ
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、
慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。
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