小2,小3

詰め込み学習は我が子に必須なのではないか?新小3は、目指せ算数偏差値50!せめて平均点に!【中学受験小2】

落ち込む母
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塾では2月から、学年が上がります。

いよいよ来月から、小2の我が子も「新小3」となります。

新小3になるにあたって、私がやってみようと思うことは、いわゆる「詰め込み」です。

【先にネタバレ】

この詰込みのおかげで、偏差値は一気に64に!

ところが、最難関クラスのレベルの高さに、打ちのめされ、

猪突猛進だった私は、

現在、落ち着きを取り戻し、ほふく前進中です…。

けれど、この詰込みで、変わったのは事実ですあります。

ぜひ続きをご覧ください!

冬休みの詰め込みが効いた!偏差値64!

やった!最難関クラスに入った!でもハイレベルすぎて、ついに冷静になった日

佐藤ママも詰め込み


「詰め込み」とは、少々聞こえは悪いのですが、

3兄弟を超難関灘中学に合格させたことで有名な、佐藤ママも、詰め込みのタイプです。

コロナ過で学校が休校になった時、
勉強時間は、朝、昼、夜に分けて、低学年は5時間、高学年は6時間、中学受験を控える6年生は10時間を目安に
と、佐藤ママ。

「ててて、低学年が一日5時間も勉強するの?!」

ビックリ仰天ですよね!

佐藤ママの著書にはこうありました。

子どもは基本的に怠け者で、勉強嫌い。自ら進んで勉強してくれる子なんていません。(中略)ですから子どもに勉強を丸投げしていたら絶対にダメ。スケジュールを組み立てたり答案を丸付けしたりと、親が積極的にサポートしてあげて、やる気をださせてあげなければならないのです。


そうですよね、自ら進んで勉強する子なんて、めったといるものではありませんよね。

私は、ちょっと怖がりすぎていました。

「こどもが勉強嫌いになったらどうしよう」と。

そもそも子どもは勉強嫌いなのですから、そんなことに怖気づいていてはいけないのです。

それよりも、うちの子に必要なのは、

少々詰め込み気味でも、

分からない問題が出来るようになる喜びや、

やり切った達成感をもっと感じさせてやるべきではないかと思ったのです。

追記…月日がたって、この記事を見ると、我ながらこう思います。

小2に偏差値ってwww、必死やな、私

恥ずかしいかぎりですが、当時の私の必死っぷりを、この続きでぜひご覧くださいw

佐藤ママ(シュガママ)の本は、大変参考になりますが、並行してこちらの本もおすすめします。

「小さいうちから頑張らなくちゃ」と焦る気持ちが落ち着きます。

[中学受験]やってはいけない小3までの親の習慣

巻末の、「入試に頻出する書籍リスト」と「読んでおくと受験にも役立つ本」は」、中・高学年の参考になります。

詰め込まずに過ごしてみた年中~小2の4年間。 算数偏差値44。 

落ち込む母


現在の我が子の学力がどんなものかというと、


公立小学校の成績は、体育を除いてほぼよくできる。


塾で行われる、復習テストも、数単元に一回の確認テストも、80~90点で、よく頑張れています。

ところが、問題は、
公開模試の算数の偏差値が44ということです。

点数でいうと、大体毎回40点台なのです。


我が子には詰め込みが必要だと思う。

植木算

例えば、公開模試には、このような植木算がよく出題されます。

難しいのですが、慣れればできるようになります。

しかし、出来るようになっても、しばらくするとすっかり忘れられます。

他の問題でも、せっかく解法を覚えても、忘れられます。

1時間たてば56%忘れ、
1日たつと、67%忘れ、
1週間たつと、75%忘れてしまうものなのです。(エビングハウスの忘却曲線)

人間忘れる生き物とはいえ、息子の忘れっぷりは金メダル級です。


やはり、もっと問題をこなして、慣れるのが一番だと、私は思います。

これまで詰め込まなかった理由

恐がる母


これまで、ゆるくやってきたのは、冒頭にも書きましたとおり、子どもが勉強嫌いになったらどうしよう」と、私は恐れおののいていました。

  • 勉強勉強というのはよくない、という情報が多い。
  • 詰め込まれすぎて、怒られて、勉強が嫌になったという話をネットで見るから。
  • 塾の先生にも、「今は、勉強が楽しいくらいにしてください」と言われたから。

このような理由から、息子が集中力をなくしてきたり、嫌がったりしたら、
「分かった、今日はこれくらいにしよう」と、あっさりやめてしまい、
せっかく学習スケジュールを立てていても、ペースは息子の言いなりになっていました。

塾の先生に言われた「今は勉強が楽しいくらいに…」という話は、塾のプロの経験からのアドバイスなのだと思い、この1年間従ってみました。

確かに息子は「勉強は好きではないけど、塾は好き」といいます。塾が楽しくて幸いです

でも新小3からは、先生だって呑気な事を言っていられないのではないでしょうか。

母はいつまでも、「算数また49点だったわ」なんて、言ってられません。

今までの家勉強

えんぴつと消しゴム

ではこれまではどのような量をやってきたかというと、このような内容です。

塾の宿題
(一週間分)
テキストの問題
国算合わせ全部で6ページほど
漢字プリント3枚
①練習
②テスト対策
③色んな単語問題
復習テスト直し
学校の宿題
(毎日)
漢字ドリル
算プリ
音読

上記の宿題は、提出物なので、絶対です。

しかし、塾の宿題は1週間分ですので、7日間に分けると、大した量ではありません。
学校の宿題と合わせて、集中してすれば1時間以内に終わることが出来ます。

なので、私はいつも、これに追加で、公開模試の対策の問題をやらそうと準備しています。

  • 公開模試過去問
  • ハイクラスドリル算数
  • ハイレベ100
  • 天才脳【空間把握】で展開図などの問題
  • 天才脳【仮説思考】でナンプレなど

ところが、始めるとすぐ
「も~いやだ~疲れた~やりたくな~い」と
ぐずぐず言い出すわけです。

ノリノリでやってくれるのは、ナンプレと点描写くらいです。


これからのスケジュール

冬休みスケジュール



この小2の冬休みに取り組んだスケジュールです。

  • 公開模試 算数 過去問
  • 計算トレーニング 20問×2枚

  • 塾 算数復習プリント
  • 塾 国語テキスト復習
  • ナンプレ5ページ
  • 天才脳【空間把握】2ページ
  • 天才脳【仮説思考】2ページ


私がパートが休みの日にしかできないスケジュールです。出勤の日はこの半分ほど頑張りました。
そして、タイムスケジュールは大体このようになりました。

タイムスケジュール
8:30
起床、朝食、YouTube
10:00~11:00
公開模試過去問
ナンプレ
11:00~12:00
お友達とゲーム
(フォートナイトオンラインプレイ)

12:00~13:00
youtubeを見ながら昼食
13:00~14:00
計算トレーニング
塾 国語テキスト復習
塾 算数復習プリント

親子で雑談
(マツケンサンバについて)
14:00~17:00
nintendo LABOのバイクを組み立てる
YouTube、ゲーム

17:00 ~18:00

夕食
18:00~19:00
天才脳【空間把握】
天才脳【仮説思考】
ハイクラス国語2ページ

親子で雑談
(カニの足について)
19:00~20:00
お友達とオンラインゲーム

20:00~21:00
お風呂、就寝

朝昼夕と1時間ずつ、計3時間、勉強時間を確保しました。
1時間の中には、雑談の時間も入ってしまっているので、厳密にいえば「勉強机にすわった時間」です。

雑談の内容は、「紅白で登場したマツケンサンバの人はすごい人なの?」という息子の質問から始まり、暴れん坊将軍、徳川吉宗の話になり、
夜の勉強時間にも、「カニの足って何本なの?」の質問から、マツバ、タラバ、毛ガニの話。

このように、雑談が膨らむので、結局勉強時間は2時間ほどになることが多かったです。

けれど、その他の時間はYouTubeやお友達とオンラインゲームになるので、
親子で膝を突き合わせて喋る時間もあってヨシとさせてもらいました。

佐藤ママのスケジュールのすごさに驚く

このように、スケジュールをしっかり立てて、時間も測ってみて思うのは、

佐藤ママは、相当なプリントの量を用意していたのだろうということです。もしくは、公開模試のような,2,3枚するのに30分かかる難問プリントを用意していたのか…

佐藤ママ曰く、「コロナ過の休校で、低学年は5時間の勉強が理想」とのことでしたが、我が家は雑談を含め、勉強時間3時間が限界です。
これ以上の量の問題と内容をこなすのは、至難の業。5時間なんて、とてもできません。

あぁ、「詰め込みをする」なんて、スパルタ宣言をしたのに、もうできないと言っている私が情けない…。

でも、子どもは思いっ切り褒めます。「3時間も勉強したよ!よくがんばったね!偉いね!」

頑張った成果!偏差値60にアップ!

失敗しても修正の時間はある

道しるべ


息子にはこう話しました。「君はもっと伸びるはずだから、これからはママが作ったスケジュールで、今までよりも頑張ってやっていこうね」

伸びるかどうかなんてわかりません。適当に話していますが、こういうのは暗示が効果的です。


それから、私立中学のパンレットを見せました。

「地元の中学もいいけど、君に目指してほしいのは、こういう学校なんだよ」と、パンフレットにある、私立らしい美しい校舎の佇まい、校庭、図書館、部活の写真などを見せると、案外興味深い様子で見ていました。

気になる学校は資料請求すれば送ってもらえます。

小2にはまだまだピンと来ないことは多いでしょうが、なぜ自分が頑張っているのか、少しでも分かっている方がいいと思います。

目指す山が分からないのに、ただ言いなりに頑張らされるのは、だれでも気が乗らないはずです。

もしも、私がやり方を間違えて、「勉強なんてもういやだ!」となってしまったとしても、
小3なら、軌道修正の余裕はあります。

世の中の大人たちが「やっておけばよかった」と思うことの第1位が「勉強」だそうです。


「詰め込み学習なんて、かわいそう」という人はいるかもしれません。たぶんいます。
けれど、それを鵜呑みにしてしまうと、我が子が「やっておけばよかった」と後悔するかもしれません。

人の意見を柔軟に受け入れるのは良い事です、けれど最後は本人が決断しなくてはいけないのです。本人が幼い場合は、保護者が情報と子どもの様子をすり合わせ、より良いと思う方向に導いてあげるべきだと思います。

詰め込みはするが、ケアもしっかりする

手を繋ぐ


今までよりも、勉強の詰め込みはするけれども、

より一層、子どものケアもしなければいけません。

  • お友達と遊ぶ約束をしてきたら、できるだけそちらを優先する。

  • YouTubeやゲームを一緒に楽しんであげる。
  • 寝る時は一緒に、お布団の中でギュッとしてあげる。


ほかにも、時々ごはんをアーンとして食べさせることもあります。

勉強中、私が少々怒りすぎてしまったな、と思った時は、
他の家事はほっといて、YouTubeを楽しむ子供に、
「さっきは怒ってごめんね」」と言いながら、「はい、ごはんだよ、アーン」と食べさせます。
小2の大きな男の子にアーンして食べさせるのに、我ながら引くのですが、
それでも、怒ってしまった後に、ほったらかしにするのも気が引けますし、

ひょっとしたら、甘え上手になって、彼女にアーンしてもらうのも抵抗ないカワイイ青年になるかもしれないから、なんて、苦しい言い訳をしながら食べさせてます。

自分でもちょっと引きますが、まだしばらく食べさせることはありそうです。

お友達との遊びは積極的に協力する

それから、お友達と公園遊びや、ゲームのオンラインプレイの約束をしてきた時は、積極的に準備を手伝い、「いっぱい遊びなさい」と言っています。

常日頃、息子にこう話します。


「仲間を大切にしなさい。思いやりを持って、お友達に接しなさい。そうすれば、君を思いやってくれる仲間ができるよ。勉強よりも大事なことだよ」


そもそも息子は一人っ子なので、同年代とのかかわり方は、兄弟のいる子に比べると下手です。

私自身も一人っ子だったので、コミュニケーションに悩んだことがあります。(一人を楽しむのも好きですが)

一人がいけないという時代ではありません。
けれど、人同士の関わりをゼロにすることはできません。
上手くコミュニケーションを取れて損することはないのです。

それにやっぱり、遊びたい盛りですから、友達と遊べるチャンスがあるなら、思いっ切り遊ばせてあげたいです。

勉強も頑張る、遊びも頑張る

そして、親の愛を分かりやすく伝える

厳しくしても、息子の心だけは離さないように、大事に大事に守っていこうと思います。

目指せ算数偏差値50!まずは平均点!


新小3になるにあたって、これから我が家がやっていくことは、この2点です。

  • これまでよりも、勉強の時間と量を増やす。

  • より一層、心のケアにも尽力する。


期待することは、

分かる問題が増える= 出来る =楽しくなる!


公開模試算数の偏差値を50にする!
(せめて平均点に!)

もし、息子も私も苦しくなれば、方向修正も柔軟にする。

まだ新3年生、されど新3年生。

頑張れるところは頑張っていこう!


最後まで読んで下さってありがとうございました。

その後の、公開模試の結果はコチラ↓↓↓

冬休みの詰め込みが効いた!偏差値64!

猪突猛進していた日々が止まった記事はこちら↓↓

最難関クラスのハイレベルさに、ついに冷静になった日

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【この記事を書いた人】

とろろ 
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、
慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。

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