「パーシージャクソンと オリンポスの神々」
皆さんご存じですか?
「賢い子の本棚」
「難関中学合格の先輩、おすすめの本」
「東大生はこれを読んでいた」
↑これ系の特集に、必ず登場する、
パーシー・ジャクソンシリーズ。
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 シーズン1 全11巻セット
かなり分厚い本でして、(ハリーポッターの厚さ)
(画像は文庫版。外伝を入れて11冊)
「小3にはちょっと早いかな…」
と思ったのですが、
試しにちょっと冒頭を読んでやると、
猛烈に、どハマリしたのです!
ADHD(注意欠如・多動症)、難読症の12歳の少年パーシー・ジャクソン。
トラブルが多く、何度も転校する日々。
実は、オリンポス12神の一人、海神ポセイドンの息子だった。
襲い掛かかってくる怪物を倒し、オリンポスの危機を救う大冒険の物語。
オリンポス12神なんて、母はちっとも知りませんでしたよ。
ところが、パーシー・ジャクソンを読んだ息子は、
12神の名前を空で言い、
ついでに、星座の図鑑をチラリと見せると、
「海王星がポセイドンで、木星がゼウス、冥王星がハデスで~土星がクロノス♪」
「ママ、アフロディーテの金星が見えてるよ!」
「太陽はアポロンで、月は双子の妹アルテミスだよね」
と、天体も一緒に覚え、
(↑ギリシャ神話の物語がたくさん掲載されていて、神々の絵もステキです)
学校の自主学の宿題には、
「ヘラクレスは、ウミヘビと、でっかいカニと戦って、春の大三角形ができました」
とか、
「オリンポスとの闘いに敗れたクロノス軍のアトラスは、何千年も重い天空をかつがなくてはいけなくなりました」
とか、
星座テーマをガリガリ書いています。
母がちょっと引くほどに…
灘中合格者数17年連続日本一達成!中学受験専門塾【浜学園】Contents
パーシーは映画にも、舞台にも!
この「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は、
ハリウッドで実写化もされ、
(ハリウッド女優ユマ・サーマンさんのメドゥーサが美しかった~)
日本でも舞台上演されるほどの人気っぷり。
我が家はAmazonビデオを300円でレンタルしました。(レンタル1か月、視聴開始から4~7日)
原作とはちょっと違うところも多少はありますが、(実写あるある)
小3の息子が、ギリシャ神話の神々の服装や、建物を映像で観るのにちょうどよかったです。
作者のリック・リオーダンさんは、アメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した実力派ミステリー作家。
ドハマりのきっかけ
じゃあ、この分厚い本を、小3が全部(全5巻)一人で読んだか?というと、
イヤイヤそんなことはありません。
半分くらいは母が読み聞かせましたね。
けれど、どうしても続きが気になる息子は、学校にまで分厚い本を持って行って行き、塾の行き帰りの電車の中でも、1人で読んでいました。
あまりに重いので、単行本を持たせることにしました。
単行本は、ほぼ全部の漢字にフリガナがふってあるので、これまたすごくよかったです。
ハードカバーの方は、字がちょっと大きいので、母は夜の読み聞かせにこちらを重宝しました(老眼キタ)
漢字の練習中に読み聞かせ→ハマらせた
冒頭を読んでハマらせたのは、
学校の漢字の宿題をイヤイヤ書いているときに読んでやったのが始まりです。
学校の漢字の勉強って、ホントに基礎をみっちりやってくれるんで、とっても大切!
…なのですが、
ノートに同じ漢字をずーっと何回も書くの、
すごくしんどいじゃないですか?
私は子供の頃それが苦痛で苦痛で…。
(字を書くのが大好きな美文字の子は楽しいんだろうなぁ)
同じく息子も、しんどそうに漢字を書いてるので、
その横で本を読み聞かせ始めたのがきっかけです。
これまでこのパターンで読んだ本は、
チョコレート戦争
チキン!
まちがってないんだけど、なんでもかんでもハッキリ言ってしまう性格は、それはそれで大変なものです。おっとりした性格で、「チキン」というあだ名をつけられた日色の目から語られる、ユーモア満載の学校生活。ちょっと考えさせられて、さわやかな読後感のお話しです。
Amazon
どちらも、大手塾の公開実力テストで出会った物語です。
さらに「賢い子おのすすめ本」にも常連の名作!
息子は特に、「チキン!」では、将棋の場面に影響されて、市民スクールの「将棋教室」にも通うことになりました。
漢字をめんどくさそうにやってるお子さんがいたら、そこが読書好きになり、世界が広がるチャンスかもですよ!
(↑うちだけかも)
(↑漢字をまじめに書くのも大事!)
パーシー・ジャクソン読んでみて!
そんなわけで、小3の秋から読みはじめ、
9月、10月の2か月間で、超分厚い「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を全5巻、めちゃくちゃ楽しく読みました。
そして冬休みは、
シーズン2「オリンポスの神々と7人の英雄シリーズ」を爆読!
シーズン2は、新キャラがたくさん登場して、これまた面白くてね、
2か月で全6冊を読み切りました。
小3の2月には、
シーズン3「アポロンと5つの神託シリーズ」を読み始め、小4、4月は3巻に突入中です。
父ゼウスの怒りを買ったアポロンは、天上界からNYに落とされた。神的思考をもちながら、神的能力はゼロ。
普通の16歳の少年のまま五つの神託を取り戻さなければ、神に戻れない…
迷える神、アポロンの冒険が始まる!(Amazon)
「僕は美しく輝ける神だしね~、え、あれっ?
僕の腹筋エイトパックがないっ! 肌にニキビが!」
というアポロンが面白いんですよwww(米須玄師にしかみえない表紙)
追記…小4、6月に読了! 小3の10月から8か月、パーシー・ジャクソンシリーズ、親子で楽しみました! いい思い出になりました!
\プレゼントキャンペーン開催中/ 「年齢別絵本・児童書全冊セット」をご注文の皆さまに「しろくまオリジナルトートバッグ or 巾着」をプレゼント!ついでに国語の成績がよくなったか?というと、
最近の公開模試、国語78点 190位/1300人中 偏差値60.6。
良くもないし、悪くもない!
しかしながら、
通塾の電車で読みたい、学校に持って行ってまで読みたい、そんな作品に出合えたのは、とても良きことであります。
みなさんも、お子さんと一緒にパーシージャクソン楽しんでみてください♪
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
【この記事を書いた人】
とろろ
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、
慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。