今朝は、息子が、
「今日、ちょっとのどが痛いかな…様子みようかな」と言いました。
「様子見る」は、鼻水をたらしたり、くしゃみを連発している息子に、私が言う言葉です。
「今日は、ママもパート休みだから、お家で様子みようか。」と休ませるときの決まり文句です。
息子は「学校休みたい」と訴えているのです。
なんかへんだな、
ひょっとして、学校で嫌な事があるの？
と聞きだしてみると、
やっぱり嫌な事があるらしいのです。（喉の痛みは、うがいをしてご飯を食べたら治りました。）
お友達にドーンと押される。
鬼ごっこの時、タッチすると「もうヤメヤメ～」と勝手に終わらされる。
女の子にタッチすると、「イヤーへんたいっ」と言われる。
など。
子どもの世界は理不尽やズルがいっぱいです。
子どもの世界は理不尽やズルがいっぱい
子どもの世界はそういうものです。私もそうでした。
鬼ごっこなんて、足の遅い子は容赦なく鬼にされ、
頑張ってタッチしても、賢い子に「はい、もう休み時間終わり～」と、
ゲームを終わりにされる。あるあるです。
女の子が「イヤーへんたいっ」というのも、心当たりがあります。
私も、幼少期の頃、そんなことを言っていました。
覚えたてのワードを言ってみたいだけの小学生女子あるあるです。
お友達にドーンと押される…？ドーンがどのくらいのドーン？
何度もされるのか？どんな顔をしてやっている？
ニヤニヤ意地悪なかんじか？それとも、遊んでほしいかんじか？
私の母は聞いてくれなかった。だから、言わなくなった
私が子供の頃も嫌なことも、理不尽なこともいっぱいありました。
当時、母に相談したところ、
「そんなの、ほっときなさい」
その一言で終わりでした。
まったくもって、なんの解決にもならなかったです。
何度か悩みや、愚痴を言っても「そんなの、ほっときなさい」で終わらされ、
その内、嫌な事やトラブルがあっても、
私は母に何も相談しなくなりました。
だからこう私は思います。
私は、息子の悩みにちゃんと反応してあげなくては！
衝撃の事実！
先生にはこのようにお手紙を書きました。
今朝は「学校がこわい」と言い始めました。鬼ごっこでズルをされたり、体当たりされたり、小さい嫌な事が積み重なっているかもしれません。
子どもの世界はズルや理不尽は多少あると思います。けれど、「学校こわい」と言うのは心配です。話を聞いてあげてもらえませんか？
そして、夕方、先生からお電話がありました。
鬼になったら、「ヤメヤメ～」とズルをしているのを認めた子と
女の子の「へんたい！」も、ただ言ってみたかった、ごめんね。と解決。
そして、もう一つの「ドーン」と体当たりしてくる子。
これなんと、
原因は息子にあるというではありませんか！
鬼ごっこの時に、鬼になりたくなくて、息子が先に引っ搔いたそうなんです！
先に原因を作ったのはうちの方だったか！！！！
ズルをしていたのは息子だった！
もうしんじられないですよね、
「イヤな事が積み重なっているんじゃないかと心配です」なんてお手紙で書いて、
先生からしたら、「イヤ、そもそも原因は、おたくにありますよ」って。
鬼になりたくないから、引っ搔くって！ 何を卑怯な事をしてるんだ！
ドーンとしてくるお友達もさぞや悔しかったことでしょう。
だから、ことあるごとに体当たりで攻撃されていたわけです。
息子に、「引っ搔いたのが原因って、思いつかなかったの？」と聞くと、
「うん、分からなかった。引っ搔いたのは覚えてた」
この、ばかたれめーーーーっ
そして、「うちの子は、ずるい事なんてて出来ない優しい子…」って思ってた私、
なんておめでたい親なんでしょうか。
えにかいたもち
というわけで、朝の「学校こわい」と言われて、
「学校でいじめられてるんじゃないかな、あの子、あんまり怒ったりできないから…」
と心配で心配で、仕事もソワソワ落ち着かなかったのに、
なんだこれ。。
引っ搔いてしまったお家には、先生に間に入ってもらいお詫びしました。
今日一日、ほんとなんだったんだ…
子育てって大変！！
そんな話でした。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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とろろ
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し５年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。
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