「点描写って、何か役に立つの?」
と、私は、
年中から通っていたキッズクラブの頃(馬渕の幼児教室)から、よく思っていました。
ハイレベルな問題集を多く出版する、受験研究社さん(その名のとおり、受験に特化している問題集)の、
天才脳ドリル空間把握にも、点描写のページがあります。⇓
引用 天才脳ドリル 空間把握 初級/5才〜小学低学年向け 思考力トレーニング (受験研究社)
左が初級、右が中級です。
点描写は楽しいんですけど、
コレを受験研究社や、塾が推してくる意味を知りたかったんですよね。
そして最近、最難関特訓クラス(小3)で、その明確な答えに出会いました。
この問題です。
【問題1】
(例)のように、4点を結んで、正方形を作ります。
(図1)(図2)では、正方形は何しゅるいできますか?
答え (図1)3しゅるい (図2)5しゅるい
【問題2】
(図1)(図2)では、正方形は何こできますか?
答え (図1)6こ(図2)20こ
点と点を繋いで、正方形の数と種類を問われている問題です。
すると、□正方形が、このようにできます。
みなさま、お分かりですか?
点描写そのままですよね。
特に、みどりの線と、青い線は、斜めにグイ~っと引きます。
小3の息子は、この青い線に苦戦していました。
離れた点と点を線で結ぶペン運びと、
平面図形(ここでは正方形)を作りあげるセンスが問われるわけです。
そこでまたこの、天才脳ドリルさんの点描写の問題を見ると、
なるほど、確かにそういう練習ができるではありませんか。
もうちょっと真面目にやっとけばよかったわ…と、今更ながら後悔しちゃいます。
位置や形をイメージし、丁寧に速く、キレイに描けるように、
図形イメージを強化する「基盤トレーニング」。
どうやらこれが、中学受験には必要なもののようです。
そして、写真の点描写の問題は、目標時間、1分30秒と設定されています。
私も時々息子と競争するのですが、1分30秒なんて、できたことがありません!
す…すごい事をさせるよ受験研究社さん…
初級は5歳~小学低学年向けというから、すごいですね。
(中級は小学全学年向き)
「これくらい、低学年でやっとこ~♪あとで役に立つよ♪」
と、受験を研究した受験研究社さんが
軽快に、しかし目は笑ってない表情で言っているような気がする…(想像)
というわけで、今回の最難関特訓クラスでも、
めんどくさくて細かい作業を、正確に速く!といったことが必要なんだと教えられました。
そして、年中のころ、「点描写って、なんか意味あるの?!」とぶつくさ言っていた私に、
「小3でそれが生きてくるよー!今めんどくさがらずにやっときなー!」
と、タイムマシンがあれば伝えに行ってやりたいものです。
最難関中・有名中学校へ合格者多数!【中学受験】進学教室浜学園みなさまも、時間があれば、いえ、むしろ、一日1分でも時間をさいて、
平面図形のセンスを養う点描写に、是非親子でトライしてみてください。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
【この記事を書いた人】
とろろ
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、
慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。
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