前回は、小4になり、灘特訓クラスの資格をゲットできたので、
せっかくだからやってみることにした…というお話をしました。
そして、ついに行ってきました、
灘特訓!
その感想は、
めっちゃむずかしい!
レベルがちがう!
灘選抜、とったらあかんかったー-っ!(泣)
だけど、、
え??こういう解き方あったの??
という、テクニックも教わることができるから、
やっぱり、やってみてよかったかも
と思えるし…
むむ~~
灘特訓クラスはこんな問題
まず、灘特訓はどんな内容だったかというと、
- 漢字
- 国語の記述の練習
- 難易度の高い算数問題
こんな感じでした。
小4初めての(第Ⅰ期)の授業なので、
「易しめの内容かな~~」
なんて思っていましたが、そんな甘いもんじゃありませんよね、ハイ、すいません。
灘特訓 小4の漢字
まずは漢字のテスト、皆さんコレをサラサラと書けますか?
問題 次の 線部を漢字に直しなさい。
①サッカーのことではじんごに落ちない。
②父のみょうだいとして出席する。
③問題をいくつかのるいけいに分ける。
④鬼のようなぎょうそうだ。
⑤たいしょう的な性格の姉妹。
⑥小4をたいしょうにしたテスト。
答え ①人後 ②名代 ③類型 ④形相 ⑤対照 ⑥対象
これ、小3でならった漢字を組み合わせたものなんですけどね、
大人でも滅多に使わない(知らない)言葉のオンパレードですよ。
息子も初めて見る言葉が多すぎて、ちんぷんかんぷんの30点。
とりあえず、一通りやったから、次はイケルデショ。
と思って、後日もう一度やらせてみると、
たいして変わらん32点(爆)。
だめだ…難易度高すぎる…
書き順や、部首などの細かい学習は、一切なし!
塾の公開テストに出そうな漢字がズラッと問題になっています。
(これで700円とは…良心的だ…)
国語 記述の練習
灘選抜の国語では、
記述問題
書き抜きではなく、字数にあわせて書くという記述の練習がはじまりました。
(小3の灘選抜や、HIレベル特訓を取っていたお子さんなら、もう勉強していたのかも)
例えば、
問題 次の1~3の情報から、「~ができなくなった」につづく形で、35字以内でまとめなさい。
1 くだものからビタミンを取ることができる。
2 くだものは森の中にしかない。
3 人間は森の中でくらすのをやめた。
これを35字以内で「~ができなくなった」に続く文章を作ると、
『「人間は、森の中でくらすのをやめたので、
森のくだものからビタミンをとることが」できなくなった』
こんなふうになります。
そして、記述のポイントを教わってきました。
- できるだけ本分の表現を使う事。
- まず、答えを短く、一言でいうならどんな表現になるかな、ということから考える。
他にも、下書きのコツなど、ポイントをたくさん習ったようです。
ここいらは、記述の中では序の口なんでしょうけど、
息子は四苦八苦です。
母も、記述なんてやったことありませんから、同じく四苦八苦です。(偏差値40高校卒ですけん)
算数 ホントに灘の問題にチャレンジ
算数は、
灘の入試過去問を授業に登場!
「灘選抜」という名前はここからなのか!
N中学の合格者のうち、A、B、C、D の4つの小学校に付いて調べてみると、
A、B 小学校合わせて16人、B、C 小学校合わせて22人、C,D 小学校合わせて25人であった。
合格者が同じ人数の小学校はなく、人数はAが一番少なく、B、C、D の順に多くなっている。A小学校の合格者は□人である。
(平成4年 1日目)
コレの解説がコチラ。↓
A+B=16
B+C=22
C+D=25 です。
22÷2=11,25÷2=12…1 より、
Cは12以上12以下の整数、つまり12であることがわかります。
あとは順に計算していくと、
A小学校の合格者は6人です。 答え6人
……ごめんなさい…母、全然分かりません。
では、息子は?
…やっぱり全然分かりません…。
ただこう言います。
「授業で習ったときは分かってん」
授業での先生の説明では「あぁ、そういうことか」とはなったそうですが、
いざ家でやってみると、
やっぱりワカラン、となるようです。
いや、なるよ、これ、だって、灘の問題でしょ??
小4がスラスラ解ける問題じゃないデショ??
でも、公開模試トップ10常連のお子さんたちなら、スラスラ解けちゃうんだろうなぁ
うちの子は、100位くらいなんでね、全然付いていけてないですね。ハイ。
100位で、よく最難易度のクラスに入れたもんだよ。なんか手違いがあって、塾側も後に引けなくなってるんじゃない?
ほかにもこんな過去問も↓
学生Aは、ある人から音楽会の入場券を1まいもらったので、
2人の学生BとCをさそって3人で音楽会に出かけた。
Aは2人分の入場料を、Bは3人分の交通費を、Cは3人分の食事代をそれぞれ支払った。
3人の費用が同額になるように清算したところ、BはAとCにそれぞれ500円ずつ支払うことになった。
また、音楽会の1人分の入場料は交通費と1人分の食事代の和になっているという。
音楽会の1人分の入場料は□円である。
(平成3年 1日目)
めっちゃむずかしくて、これ1問に30分はかかりました。
しかし理解したかというと、アヤシイ…
こんな感じの解説画像は次の記事で見れます。↓
良かったら見てね!
もっと早く知りたかった! 分かりやすい解き方
灘の過去問はチーンでしたが、
この問題、こんな簡単に解けるんですね、
感動!
というものもありました。 それがコチラ。
以前は、この問題がでると、アレルギー反応起こしちゃいそうになりましたよ。
しかし、解き方が分かればお茶の子さいさいだったのです。
対角打ちの基本が分かればこっちのもの!
元SAPIX算数科の室長の著書、分野別集中特訓 立体図形にも、この説明がありました。
息子は「かんたんだよ~」と言い、す~らすらすらと解いていくではありませんか!
これはスゴイ!
最難関中・有名中学校へ合格者多数!【中学受験】進学教室浜学園
こういうところは、さすが特別授業ですよね。
通常授業だけでは、教えてもらえない
すごく効率のよい解き方も教えてもらえる。
別途授業料を払っているという、お得感があります。
引用させてもらったのは、こちらの問題集↓
中学入試 分野別集中レッスン 算数 立体図形 (中学入試分野別集中レッスン)
元SAPIX算数科の室長の著書、分野別集中特訓。立体図形のほかにも、規則性、場合の数、国語の記述などが、11巻ものシリーズになっています。
SAPIX流の説明が分かりやすく、類題も豊富な最難関クラスレベルの解説問題集です。
中学入試 分野別集中レッスン 国語 記述力 (中学入試分野別集中レッスン)
中学入試 分野別集中レッスン 国語 語彙力 (中学入試分野別集中レッスン)
そんなわけで、
小4 灘特訓は、
国語は記述と、見たこともない漢字
算数は、灘の過去問で撃沈も、
超効率の良い解法を学べて、
ちょぉっとだけ賢くなった気がします。
だけどね…灘特訓のほかにも、N特訓、HIレベルも取っちゃってますからね、
毎日、難易度の高い宿題に、ヒーヒーですよ。
(量は少ないけど、難しくて進まない…)
もしも、第2期の灘、N特訓の資格をもらえても、
受講するかどうかは、ちょっと考えなくちゃいけないな…。
早速、弱気になった母でありました…。
次回はN特訓の話、特訓授業の効果で偏差値64! に続きます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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【この記事を書いた人】
とろろ (アラフィフ一児の母)
四国の超絶イナカの公立高校卒業。
同じ田舎から、慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し6年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。