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読み聞かせ、全然間に合ってない!小2でこれ知ってる子いるの?難問にショックの母【中学受験小2】

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「あたいせんきん、って何?」(値千金)

先日、小2の息子に質問されました。

あたいせんきん? なんだそれ? 母も分かりません。

これ、小2の塾の公開模試に出題された問題です。

「千」も「金」も小1で習った漢字ですが、「あたい千金」なんてことば母が知らないんだから、小2の息子も当然知らないわけです。

値千金(あたいせんきん)

千金にあたいする価値がある。大きな価値がある。

幼いころからの読み聞かせでは、全然間に合ってないじゃないですか!

塾小2、漢字テスト

塾の公開模試の漢字問題は、大人でも普段使わない漢字が出ます。

  • ビルが りんりつ する。(林立)
  • 人の じもく を集めるできごと。(耳目)
  • どそくで家に上がる。(土足)

恐ろしいですよね。なんという難しい漢字を出題してくるのでしょうか。

塾小2 ことばのいみ 文章を読める子にする下準備


私は、息子が小さいころから、絵本の読み聞かせをしてきたつもりでしたが、
「語彙力、全然追いついてないやん…」と、ショックの母です。

  • 雪が山をおおう。
  • 山が雪におおわれる。
  • かいがいしく手当する。
  • めどが立つ。

「国語は、本をたくさん読めばいい」色んな本でそのようなことを書いていました。

確かにたくさん読むことで語彙力は身に付くでしょう。


けれど、小2の息子に読み聞かせてきた絵本程度の語彙力では、この問題達にはとても追いつきません。

ハリーポッター」や、「ふしぎ駄菓子屋銭千堂」あたりの分厚い本を読んでいる子なら知っている言葉もあるかもしれませんが、小2の息子は怖がってどちらも読めませんし。

一度、ハリポタと銭千堂の触りを読みましたが「コワイからやめて!」と拒否されました。

大作「ドリトル先生シリーズ」なら、読めるので、語彙を深めるチャンスはあるかもしれません。

いえ、そうでなくて、この難解な漢字、ことばのパレードは、

「本を読んで覚える」、ではなく、

「本(文章)を読める子にする」これが目的ではないでしょうか?

ドリトル先生のシリーズ2作目、「ドリトル先生航海記」では、助手の男の子の敬語が素晴らしいです。息子にも、目上の人にこんな敬語を話せる子になってほしいなと思います。

公開模試の国語の文章は1000文字以上

プリント2

読解問題は、浜の小2の過去問で、1300文字は軽く超えています。

馬渕は説明文が700文字前後、物語が1000文字前後です。合わせると1700文字で、問題量がさらに上です。

読むのに慣れていない子だと、問題にたどり着く前にもうあきらめてしまいそうな量です。

たとえ読める子でも、長文を読む途中で、意味の分からない言葉が出てくると、文章全体の意味を把握しづらくなります。

「あたい千金だ」と文章中に出ると、そこで止まってしまいそうです。

もし、色んな漢字や言葉を知って、スラスラ読めることができれば、

問題に取り組むハードルは間違いなく下がります。

灘中合格者数17年連続日本一達成!中学受験専門塾【浜学園】

浜学園

ハイレベルなドリルで練習

呑気に絵本を読んで、「読解力をつけよ~」「いろんな言葉をおぼえよ~」なんて言っている場合ではありません。

公開模試は2か月に1回あるのですから。(浜学園だったら月1で公開テストです。)

とにかく、問題をこなしていかねば追いつきません。

例えば「中学受験を視野に入れたドリル」というテーマのものなら、漢字もことばもハイレベルなものが多く、文章を読む練習もできます。

ハイクラスドルハイレベ100の国語が良い練習になります。

「耳が早い」のいみはどれでしょうか?

  1. とてもよく理解できる。
  2. 人より早く聞きつける。
  3. 耳の聞こえが悪い。

    (答え②)

「目が回る」のいみはどれでしょうか?

  1. とてもいそがしい。
  2. まったく分からない。
  3. とっても上手。

    (答え①)

引用元 ハイクラスドリル国語小2

説明文と物語文で、ついでに読み聞かせと知識量を増やす

小学 基本トレーニング読解力9級:30日で完成 反復式+進級式 

基本トレーニング読解力のような、ハイレベルなドリルの文章問題は、NHK Eテレの番組のような内容の文がたくさん掲載されています。

  • ウミガメや虫など、生き物の生態
  • 盲導犬の話
  • 水道の無い国の話

こういう文章の本って、例えば図書館に行って借りてくるか?というと、あまり手にとらない種類のものですよね。

私は、夜寝る前にこのタイプの本は読めないタイプです。楽しい物語がいいです、桃太郎を読んで、めでたしめでたしで床に着きたいタイプです。

ですので、ドリルで、勉強ついでにためになる本を読んでいる感覚が、知識量も増えるし一石二鳥なのです。

勉強ついでに読み聞かせできます。

基本とレーニング読解力の級は、小2なら9級、小3なら8級からがおすすめです。大手塾の実力テストに匹敵します。

案外、子どもも楽しんでます

このように、ガツガツと勉強をさせているようですが、ドリルは1日せいぜい1,2枚ですから、案外、息子も楽しんでやっています。

物語や説明文を読んで、「これ勉強になるねえ」とつぶやくこともあるので、良い傾向です。

漢字と言葉の勉強、ついでに読み聞かせをしたい方は、市販ドリル、おすすめです。是非やってみてください。

今は、成績を上げるために勉強していますが、この経験が、素晴らしい本にたくさん出会える土台になってくれたらいいなと思います。

読んで下さってありがとうございました。

【中学受験小2にお役立ちドリル】

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【この記事を書いた人】

とろろ 
四国の超絶イナカの公立高校卒業。同じ田舎から、
慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。

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