馬渕の中学受験コースに入って半年になろうとしている現在、
毎週2時間半の授業も「楽しい」と言って
通ってくれる息子にホッとします。
ではその「楽しい」と、
テストの成績が比例しているかというと、
そういうことはないんですよねwww
今回は、
「親も子も初めての公開模試がむずかしすぎるし、
テストはやたら多いし、中学受験ってすごいなって思った話」
をさせていただきます。


Contents
年間のテストの量が多い

現在、小2のテスト数を、まとめると、このようになります。
国語 | 算数 |
---|---|
毎週漢字10問 | 毎週復習テスト |
毎週計算テスト | |
確認テスト | 確認テスト |
公開模試 | 公開模試 |
単純計算すると、
- 漢字小テスト
- 復習テスト
- 計算テスト
上記の3種類を40週分。
- 2か月おきの確認テストが、国算各6回 合計12回
- 年6回の公開模試
年間130回以上のテストをするということです。
小2でこれだけするとなると、
高学年は、学校別テストや、授業数も多いので、
もっと数が増えます。
なんで、こんなにテストが多いか、というと、
テストに慣れるため
であります。
ほかにも、単元をきちんと理解しているかの確認や、クラス分けの判断材料にもなるのですが、
「テストなんてドキドキしない、いつものこと」
を定着させ、場数をこなすことを目的にしているわけです。
浜学園の説明会でも、「テストをたくさんして慣らしていきましょう」といっていました。
国語 漢字テスト
国語は、毎回漢字を10問。
宿題プリントをしっかりやっておけば、だいたい100点をとれます。
逆に、プリントをやっていなかったら、全然できません。
やってなかったら、チンプンカンプン。
読み ①公園 ②姉妹 ③遠足 ④岩石 ⑤何曜日
書き ⑥かおいろ ⑦きょうとうせんせい ⑧こうばん
⑨ちゅうちゅうごくご ⑩せいてん
3分間の時間制限があるので、
のんびりやっていたら、あっという間にタイムオーバーです。
うちの息子は、時間に間に合わず、しょっちゅう30点を取っていました。(最近は間に合ってますww)

追記 小3の漢字テスト
小3になると、
漢字は毎週12文字を
読み3問、
書き15問、
部首名2問
合計20問のテストプリントにし、制限時間5分で解きます。
算数 計算と復習テスト

算数は、計算トレーニングと、復習テストとなります。
計算テスト
計算トレーニングは、
このような問題を40問、制限時間8分間です。(2年9月)
①284+617= ②298+156=
③ 433-384= ④526-330=
3桁の繰り上がり、繰り下がりの計算を40問、
それを8分間でとは、なかなかにハードです。
息子はは毎回どうしても時間が足りずです。頑張って25問くらい。
先生に、
「この計算テストは、他のお子さんはどれくらいできているのですか?」
と質問してみました。
全問出来る子は1割です。大体そろばんか、公文をやっている子です。
ほとんどの子が全部は解けません。
遅い子ですと10問解くのが精一杯です。
そろばん、公文で計算をみっちりやっている子は、
この3桁のややこしい計算もスラスラするそうですが、クラスでも数人。
ほとんどの子ができない、
ということですが、
だからといって安心している場合ではないですね。
追記 小3 9月 計算テストは講習の時だけ
追記です。小3の秋になると、通常授業では計算テストはしなくなりました。
時間が足りなくなるので、やらなくなったようです。
その分、宿題に「計算テキスト」が増えました。
速く、正確な計算も大事ですが、思考力問題、文章題もできなければ点数はとれませんからね…。
復習テスト
復習テストは、前回の通常授業で習った、テキストの範囲です。
計算問題と文章問題の組み合わせ20問前後のもので、
制限時間は10~15分。
新小2、一回目の復習テストでは、このような問題が出題されました(学校では小1の2月)
あきとくんは、毎日5円ずつ、お金をためることにしました。1月15日からはじめると、
40円たまるのは、何月何日ですか?
(答え 1月22日)
文章をしっかり読んで、何日から数えるか、気を付けなければいけません。
かくにんテスト 国語、算数

国語も算数も、
2か月に一回、テキスト6,7週分の範囲のかくにんテストがあります。
広い範囲のテストで、どれだけ理解できているかを確認するテストです。
算数だと、
計算、応用問題、文章題、
復習テストがギューっと集まった問題が、たっぷり40問ほど。
国語は、読解問題が出題されます。
大体物語が多いですが、
普段学校で、何日かに分けて読む文章を、確認テストでは短時間で読み、問題に答える。
小2にとっては結構大変ですよね。
(制限時間は、どちらも25分ほど)

公開模試は実力テスト、授業で習うわけではない

さらに、年に6回の公開模試。
小3以降は、この公開模試でクラス分けが決まる重要なテストです。
何を公開するかというと、
- 上位50名の名前と点数の公開。
- 個人は、自分の偏差値が分かる。
この公開模試は難易度が高く、
平均点は55点ほど。
例えば、小2の第4回公開模試は、このような内容でした。
算数
- 三桁の計算問題
- かけ算
- 足し算、引き算、かけ算の応用問題
- 長さの問題
- 三角形と四角形
- きまりの問題
- 思考問題
国語
- 漢字(土手、風力、など)
- 主語と述語
- つなぎ言葉(しかし、だから、すると、それから、など)
- 物語文
- 説明文
公開模試 算数

公開模試の問題は、テキストで習った事とは、別物と考えなければいけません。
テキスト | 公開模試 |
学校の授業をやっていればできる | 学校では、ほぼ習わない。 算数検定の問題に似ている。 |
「足し算、かけ算、三角形、長さの基礎が分かっていれば、あとは頭をひねって、発想力をフル回転させれば分かるよ」
というのが公開模試です。
例えばこういう問題です。
3種類の記号 ★、☆、〇には、それぞれ違う数があてはまります。
また、同じ記号は、同じ数があてはまります。
では、Aのひっ算の答えを書きなさい。


小2の塾の通常カリキュラムは、学校の教科書の内容を進めているので、
公開模試のような、思考問題や難易度の高い応用問題の解き方を習うわけではありません。
公開模試は、あくまで実力テストなのです。
最難関クラスで解法を学ぶ
通常授業では、公開模試タイプの問題の演習はありませんが、
偏差値63以上で入れる、灘特訓クラスなら、その演習があります。
賢い子には、難しい問題にチャレンジするチャンスがあるわけです。
公開模試 国語も難解

漢字は1年生で習った字ではありますが、
「ドソクはきんし」「チクリンをあるく」
「ビルがリンリツする」
まちがい直し かなづかいが正しいのはどちらですか。
おばあさんの家は (ア、とうい イ、とおい )
ようふくが、(ア、ちじむ イ、ちぢむ)
カタカナに直しましょう。
しゅうくりいむ、にゅうよおく
物語と説明文 どちらも細かい字で600~800文字。
大人でも難しく、平均点が55点であっても、納得の難易度です。
公開模試の成績は真ん中くらい
結果は
算数50点
国語75点
400人中 200位前後。
可もなく不可もなく…
先生のお話では、
「2年生の公開模試はまだ慣れることからです。
回答用紙に書く、これが初めてなので、これからです!」
と、先生がかなり気を使っている感じが申し訳ないっ!
上位50名の点数を見ると、やっぱり100点満点がいるんです。
小学2年生でこの国語と算数の問題を制限時間内(各30分)にできて
しかも全問正解?!
大人の私、負けました!
100点なんて取れません!!
当の息子は、こう言いました。
ちょっとくやしいような気もする
ショック受けて落ち込んでないからいいような…
もう少し気にしてくれた方がいいような…なんとも複雑な気分です。
追記 小3は最難関、奨学生資格をもらえた
追記です。小3の昨今は、
最難関クラスの資格を得、奨学生資格ももらえてがんばっています。
公開模試トップ50には1,2回しか入ったことはありませんが、
この調子で、続けていってくれればいいと思います。
浜学園も同じようなテストスケジュール

関西では有名な大手塾 浜学園さんも
テストは、復習テストと公開テストで組まれています。
浜学園もテストが多いです。公開テストは1年生から!
復習テストにおいては、子供同士でテスト用紙を交換し、
相互採点を行うそうです。
ドラゴン桜でも同じ事をしていました。
「クラスメイトが、どんなふうに解いているのか」、
「意外にできているな」、「意外とこういう所でまちがうんだな」
友達に採点されるから頑張る効果もありますし、気づきもあり、色んな刺激があるんだろうと思います。
大昔は、成績トップの名前と、ワーストの発表もあったそうですが、
今はワーストは無くなったそうです。今の時代に合わせていますね。
\関西最大手、浜学園の無料オープンテスト情報はこちら/


いつから塾へ…悩んでいる方へ

まだ、塾に通っていなくて、
いつからやろうか迷っている方は、
世間のいう「小4から」にとらわれず、
たとえお子さんが「小1」でも、始めてしまった方がいいと、私は思います。
理由は、
勉強することに、子も親も慣れるから
です。
今回、馬渕中学受験のテストの仕組みをお話しましたが、
早くに入った塾生たちは、すでに多くの難問を体験し、テスト慣れをしています。
それに、通わす親たちも、
テストの対策をどうスケジュールするか、
プリントをどう整理するか、
子供にはどんな勉強方法が合うのか…
日々模索し続けています。
各塾で、塾生ではない一般生を対象に、
公開模試、学力診断テスト、オープンテストなどを開いています。
皆さんが思っているほど、敷居は高くありません。
馬渕の夏期講習の一般生枠も、「満席」になることがありますので、
長い夏休みに勉強させてみようという親御さんは多い様です。
公開模試には、毎回、一般生が参加しています。
関東なら、SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚
関西なら、浜学園、希学園、馬渕、日能研
大手だけではなく、地元の個人塾もありますが、
大手には大手と言われるだけの実力、ノウハウ、スタッフがあるのです。
気になる塾があれば、どんどん足を運んで、リサーチしてみましょう!
そうすれば、地元の塾や、個別指導塾を選ぶ場合も、心置きなく、「ここがわが子にぴったりの塾だ!」と迷いなく行けるはずです。
中学受験するか?公立にいくか?悩む親御さんにおすすめの一冊。
中学受験を始めてからの色々、各大手塾の情報、関東トップ進学塾SAPIXを中心に語られています。↓
大手の塾のメリットは?塾を選ぶ際に、まずはこの一冊おすすめです↓
「やっぱり浜にチャレンジするべきだったかな…」
「日能研や、馬渕も、見ておくべきだったかな…」
そんな憂いなく、全力で中学受験に取り組めるように、
最初の努力を、怠らないでください!
きっと、家族みんなが納得して、頑張れる塾がきっと見つかるはずです!
\関西トップ 浜学園の最新情報は公式HPで/


DETEKER 電気回路実験キット 科学実験 理科 豆電球 実験 セット サイエンス実験 直列 並列 回路実験キット
お子さんのために、色々調べているお父さんお母さん、
皆さんのお子さんは幸せです。
きっと、すばらしい学びの出会いが、幸せな未来に繋がります!
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
【この記事を書いた人】
とろろ (アラフィフ一児の母)
四国の超絶イナカの公立高校卒業。
同じ田舎から、慶応義塾大学に進学したイトコと、その家庭と叔母を隣で見続ける。
高齢出産で産んだ我が子は、どんくさく、運動もダメ。
それなら、叔母のように、子どもに学びを身に付けさせようと決意し5年。
中学受験を目指し、塾や家庭学習の事を書いています。